9月議会一般質問より ◆避難所生活を女性の立場から考えよう

2016年11月25日 14時32分 | カテゴリー: 活動報告

避難所生活を女性の立場から考えよう
災害時の避難所生活においては、多様な支援を必要とする人達がいます。今回は特に女性への対応について一般質問しました。これまでの災害現場から、女性リーダーが不可欠との声が上がっており、国や都も、防災分野における女性参画拡大に向けて取り組む方向性です。

町田市では、市職員、地域自主防災組織、避難施設管理者で構成する避難施設間会社連絡会が立ち上がっていますが、女性リーダーの必要性についてはまだ話し合われていません。
◆女性に必要な物資の配給のしかた
入浴が厳しい避難所生活で、膣炎・膀胱炎も増えます。携帯用ビデや、パンティライナー、尿漏れパッド、中身がわからないように紙袋など。化粧水や保湿クリーム、日焼け止めは贅沢品ではなく、乾燥や炎症から守り、衛生維持のため必要となります。
◆こんなものが必要 

 ●助けを求める笛 余震で瓦礫の下敷きになった時や、復旧までの暗い街中で性暴力に遭いそうになったときに助けを求める笛。被害時に相談窓口の電話番号を記載したカード。保健師などが配布すると効果的です。

 ●相談窓口の電話番号カード 被害に遭った場合の相談窓口の電話番号を記載したカード。保健師など健康管理について話ができる人が配布すると効果的です。

 ●リクエスト表 口にしづらい不足物資や困りごとについて、チェックするだけのリクエスト表があれば、手間がかからず、多くの人が記入してくれます。女性の下着や肌着は、種類もサイズも多種多様、リクエスト表を集計し、物品数をサイズごとに把握すれば、調達の無駄をなくし、的確な支援ができます。

◆こんな場所が必要
●女性専用スペース 隣りに寝に来る男性がいて安心して眠れない、着替え場所がない、子どもの夜泣きで苦しい状況に置かれるなど、被災した現場で様々な問題が起こります。人目を気にせず着替えや仮眠ができる小部屋、夜中に子どもを抱えていける場所、お茶やお菓子でホッと一息できる、悩みを話せるテーブル。お化粧ができる鏡付きの一角などがあれば、人前では口にしづらいもののニーズを聞きとる場所にもなります。

◆避難施設の運営に必ず女性の配置を
自主運営組織において支援内容を決める会議に女性の出席者が帆とんとないケースがかなりあります。運営が男性だけに任されると、女性の要望や意見が重視されず、女性用物資不足を引き起こします。会議で出された要望が地域の「すべての声」を反映しているわけではないことは常に頭に置かねばなりません。女性・子どもだけでなく、障がい者、高齢者、セクシャルマイノリティなど、常に見落としがちな人の声を集める意識が大切。当事者同士(特に高校生同士など、非公式の集まりを実施して、出にくい声を拾う工夫も必要です。

まず、避難施設指定職員、自主防災組織それぞれに女性参画を求めました。